まだ生きている

いつもしにたくなる時は

大切な人のことを考えた

私がしんでしまったら

きっと

悲しむ以上に深く

自分を責めさせてしまうだろうと

また今日も

私なのか何者かしらないけれど

そんなに腹立たしいならば

もうしねばいいと繰り返し言った

けれどもその後

私がしんでしまったら

私は大切な人にもう会えないんだと気付いた

私がここから居なくなったなら

私がみんなと居れないことが悲しいんだ

しにたいと思うとき

私は罪悪感がある

何に対して抱く罪悪感か分からない

私がもう少し若い頃

30歳になったらしぬんだと思っていた

けれども私はまだ生きている